最近少しずつだが走るようになった。

最近少しずつだが走るようになった。少し体重を減らそうと思い。動機は聞かないでください。
5年前にマラソンをやめてから、現在までほとんど運動をしていなかった。その間当然体は肥えて、筋力も落ちたし、なによりも歳をとった。 いきなり走れば怪我もするだろう。まずは我が家の周り1kmほどを歩くことにした。3日ほど歩いて少し走り出した。100m走っただけでひざ関節が軋む。 まだそんなレベルだが先週の土曜日の夕方、夏休みで遊んでばかりいる生意気な長男をつかまえて 「おい。一緒に走ってみるか」 と持ち掛ける。 長男と走るのは、長男が幼稚園児だったころ以来だ。あの時は俺も元気があった。公園まで往復4kmの距離、なかなか俺についてこれない長男(幼稚園児)に「速く走れ」と檄を飛ばしたものだ←鬼父。 そして今は小6の長男、少年サッカーを続け、フットサルも通い、毎日走り回っている。 「え〜パパと?」 そんな風にこの偉大な父親を見くびっている口を叩くので、俺も熱くなった。 「とりあえずこのコース(1km)を走れ。なんですよねぇ。六棒のおすすめ中古マンションです。俺ができるだけついていくから」 そういって先に走らせた。息子の背中を必死で追いかける俺。多分手加減をしているのだろうが、カモシカのようにしなやかに走る成長した我が子を見て、苦しいけど大きな幸せを感じた。
500mほど過ぎたあたりで俺は叫ぶ。 「お、おいっ。こ、ここまでだ…こ、これ以上走るとゼェゼェ、多分…パパは死ぬ(笑)」 「大丈夫〜?」 と汗もかかず呼吸も乱れていない我が子。 「俺はもうダメだ。先行っててくれ…」 「うん。じゃあ」 とタッタッタッと軽やかに走り去る息子…見事な完敗だ。 長男がお部屋に帰宅して5分後、俺もゴール(自宅)に辿り着いた。無理なペースで走ったので、頭はくらくら足はふらふら。両ひざ関節が痛い。しかし待っていた長男に対して、この状態でも威厳を保つ。 「お前が早くなって驚いた(当たり前)。また一緒に走ろう。いいか1か月後にはお前のペースについて行ってやるからな」 と脅す。まるでどっちが子供かわからないが、俺はこういう父親でいい。そして子供の成長は父親を奮起させてくれる。